サーバーエンジニアの仕事に就き仕事をこなせるようになったあなたが技術も身についてきたと自信を持てるようになったら、さらなるキャリアアップを求めたくなるものです。もしあなたがキャリアアップしたいのであれば転職を考えてみてはいかがでしょうか。
転職によって年収アップを狙うことができるかもしれません。あなたが新卒としてサーバーエンジニアの仕事を始めた時、他の同期の社員とは経験、実力の面では似たようなレベルだったと思います。しかし、その後仕事の年数を重ねて経験を積み重ねたことによって、あなたと他の社員の方との間には技術的な差がうまれているかもしれません。あなたの実力が他の方に比べてあきらかに勝っているにも関わらず、給与の面ではそれが反映されていないのであれば非常にもったいないことです。
とくに会社の給与体系が年功序列型である場合、あなたの能力が年収にそのまま反映されていない可能性があります。そういった環境では、せっかくの経験と実績がいかされていないことになります。これでは年収の大幅アップなど望めないのではないでしょうか。そこで考えたいのが転職によるキャリアアップです。
転職する際に必要なのはやはり経験と実力でしょう。サーバーエンジニアのような技術職においては、経験と実力の差が年収の差になると言っても過言ではないでしょう。技術職の他にも営業職などが同じ傾向にあると言えるかと思います。
ただし、せっかくサーバーエンジニアとしての経験や実力があるにも関わらずその力が発揮できない場所では意味がありません。今まで磨いてきたサーバーエンジニアとしての経験と実績を見返してみて、転職によってそれがきちんと年収に反映されるかどうか見定める必要があります。
サーバーエンジニアとしてのキャリアアップのために転職する場合、何から始めたら良いのでしょうか。まずは自分が転職するのに必要な情報集めからスタートしましょう。転職後にはその企業で働くわけですから、その会社の社風や平均年齢、あるいは離職する方が多くないかなどはあらかじめ調べておいたほうがいいでしょう。
また、面接などで必ず聞かれる自己アピールや志望動機についても精査しておくことが必要になります。自分が持っている技術が転職先の企業でまるで使えないようでは仮に採用されても転職した効果は出ません。あらかじめ多くの情報を集めておいて自分に合った企業を絞り込んでいきましょう。
ではどうやって転職を希望する企業の情報を集めればいいのでしょうか。まずはインターネットを活用しましょう。企業のホームページをチェックすることで、その企業の歴史や社風がわかります。会社によっては会社の特徴をあらわしている言葉を大きく掲げているところもあります。もし社員の方々の写真があれば、社内の雰囲気もある程度見えてくるかと思います。もちろん求人があるかどうかもちゃんとチェックしましょう。
また、インターネットだけでは見えてこない情報を得る方法としては、直接社員の方に聞くという方法があります。あるいはその企業と関わり合いのある人がいれば、その人から企業の雰囲気などを聞けるかもしれません。
いずれにせよ、情報は多く集めたほうが有利です。そして得た情報は転職に上手く活用できなければ意味がありませんので、きちんと整理しておきましょう。